ベランメェというカード。（コス＠本）

安倍内閣の狙いは、もうちょい内閣を続けて一芝居打って、支持率を上げる作戦だと思われる。しかし、この作戦は到底不可能な作戦なのでやめたほうがいい。自らの肥満しきった体重に耐えられないほど体力を消耗している。今さらダイエットは不可能だし、外科手術で脂肪を取り出そうとも、その手術にさえ体力が持つか相当怪しい。リハビリも絶望的です。麻生さんも「安倍政権の政策は間違えていない」と仰ってますが、邪推すれば「でも、安倍さんじゃ無理なのよね」ともとれる。この前の参議院選は『感情の選挙』のような感じがする。政策というのもイマイチよくわからないもんで、国防という面では9条も重要なんだけどさ、福祉的な面からは年金の問題が非常に逼迫して重要なんですよ。いや、5000万件とか問題のうちに入らないような非常識な問題で、社会保険庁の全員を解雇して、新しい人員で業務を再開しなきゃならないようなレベルの問題で、まぁ安倍さんの責任と言えばそうなんだけど、どちらかと言うと官僚の問題として捉えるモンなんですよ。各大臣の失言も防衛大臣の「原爆しょうがない」発言は国家的問題ですが、それ以外は政治家と国家的体質の問題で（死を持って責任を取った大臣の後を任されたのに、更迭されてヘラヘラしてるポルシェ野郎は政治家、国務大臣のあるまじき姿で許せんのだが）、談合や緑や天下りは民主が政権を持っててもそういうことになってだろうと予想できないわけでもないわけで、今回の選挙は期待無き不満のみの感情的選挙だったと振り返ってます。

国防に関してですけど、9条を変えない限りお隣の大陸に、法的根拠ない状態で、怯え続けなければならいので早く変えたほうがいいと思ってます。いざ有事の時は憲法違反として大陸系の息の掛かった議員たちが議会を紛糾させ行動が後手にまわってしまうので、その目を摘むという目的で、今のうちに変えておくべきです。

あと福祉ですが、5000万件は重要な問題ではあるんですが、表面的で、もっと重要で根本的問題は2つだと思います。この5000万件事件は官僚のアホさ加減がやっと表面に現れただけで、無論氷山の一角ということです。警察のバカたちの問題と同じです（この前居眠りしてて犯人が脱走した事件があった。このニュースを聞いたときこの警官はSK2の仕事もできんなと笑ってしまった【肝臓病日記】さんから）。問題①は官僚主義の撤廃。すなわち行政の簡素化。行政国家としては致し方ないことなんですけど、無限にあるその手の仕事をなくしてしていかないと、役に立ってるようで立ってなくて、目的のための手段は、手段から手段のような仕事になって、有能な官吏を無意味に使ってしまうえ、ため息が出るようなお金と時間を使ってしまいます。責任を明確にして、積極的な姿勢を取り戻さない限り、腐敗は進行し続けます。この問題にも国民の個人主義の権利の濫用というのがあるんでしょうが、こればっかりは優秀な指導者、もしくは外圧がない限り覚醒することはないでしょうね。問題②は人口を増やそうです。人口がピラミッド型になれば年金問題なんて楽勝なわけで、コイツに力を入れないと経済も福祉もどうしようもないでしょう。人口をどうやって増やすかは、まぁよくわりません。ただ、どの政党も声高に人口増加政策を取らないのはなんでだろうと良く思います（言って出来るもんじゃないからだろうけど。そしてあの柳を思い出す。そう考えると取ってることは取ってるのか。酷い政策だな）。この辺りが個人的に衆議院選で気になるところです。

本題にもどると安倍さんは一芝居打つのは諦めて、政権を民主にあげちゃえばいいんです。万年野党が突然政権を握って上手くいくわけがないさ。まず民主党（小沢さんの歴史的にも）の体質からすぐに、分裂するに決まってる。衆議院選圧勝で終わって民主が体制を保つには、勝って小沢さん退任でしょうね。管さん鳩山さんのにトップの座を譲って、正統民主を復活させるれば、どうなるかわかりませんけど。そこまでしなくてももう民主は大人になってるかな？　まぁ自民党的には民主の失政無策の隙を突いて反撃し、その時に麻生さんとうラストカードを出すべきでしょ。麻生さんを弁護するわけじゃないですけど、「アルツハイマーでもわかる」という発言で非難を受けてますけど、その後小沢さんと共に四国遊説した田中真紀子さんは「麻生さんこそアルツハイマー」と反撃してますんで、まぁどっちもどっちだし、この手の発言は、あの２人なら年中してますよ。そういった発言を許される、許されないのも人徳（キャラ）というやつです。まぁ、現状の安倍内閣が終わって、もし仮に自民党が与党として残れたら、野球でいうと10月Cクラス確定済みの0-10という消化＆負け試合になるんで、その時はピッチャー谷垣さんでお願いいたします。

追記　柳澤さんの問題がまとまってる件でふいた。